第三者検証委員会の報告書を読んで

平成26年4月 「東日本大震災第三者検証委員会報告書-宮城県名取市閖上地区の検証-」ができました。

しかし、報告書には、いまだに未解明な部分も少なくありませんと書かれています。

 

特に

  • 東日本大震災発生から大津波襲来までの、名取市などの対応について
  • 防災行政無線の故障について
  • 防災行政無線が放送されているかについての確認を怠ったことについて
  • 防災行政無線による広報以外の避難指示伝達の不実施について
  • 地域防災計画、初動マニュアル、津波避難マニュアル等の内容や浸透について

などについては、到底納得がいかない内容でした。

 

たくさんの命が助かったはずではなかったのかと、悔しい思いがこみ上げる報告書でした。